アニマルシェルターから化粧品まで!ヴィーガンはライフスタイルだと言うこと〜世界ベジ紀行②

世界ベジ紀行〜ひつじが訪ねるベジ仲間〜

G’day mate!

Hello guys!

編集長の神谷です。

今週も私が2年間住んでいたメルボルンのヴィーガン事情についてご紹介します!

今回は動物愛護という観点から、メルボルンの薬局やスーパーで見られるヴィーガンマーク、またメルボルン郊外にあるアニマルシェルター「Edgar’s Misson」という施設について書いています。

ヴィーガンマークとオーストラリア原料の表示

前の記事でも少しご紹介しましたが、オーストラリアのスーパーではヴィーガンマークはごく当たり前に目にすることができます。

これはベジタリアンと書いてありますが原材料を見るにヴィーガン。
でも、細かいところがヴィーガンではないのかも。

そしてよく商品に書いてあるのが“Made in Australia from -% Australian ingrediaents”。これは要するにオーストラリア原料の材料がこの商品にいくら含まれているかという表示です。

オーストラリアでは国土が広いため、農業が盛んに行われており、実に様々な穀物、野菜が育てられています。自給率も驚きの223%(カロリーベース)※1。そのため、多くの商品は自国で作られた食物を使って作られています。

またこのヴィーガンマークは食べ物だけについているわけではありません。

一般的なドラックストアで売られている化粧品などにも表記があります。


これは私の一番好きなブランドakin。とにかく匂いが良い。
値段は少し高い、と言ってもシャンプー1600円ぐらいです。

ヴィーガンの上に、クルエルティフリー、そしてオーストラリア原料100%使用。

オールパーフェクト。なんてこった!

ちなみにこのsukinというブランドもヴィーガンで、安価なため人気なブランドです。
ラインナップもかなり幅広いので、お土産にもぴったりな一品。(日本でも販売していますが、、)
こちらはヴィーガンである上に、「NO 〇〇」が多い……
環境や体に良いアピールをしているわけですね。

このようにヴィーガンは食べ物だけでなく、化粧品など普段使うものにも表記があります。また環境に優しいと表記しているメーカーも多く、実に多くの消費者が環境への興味が高いことが分かります。

郊外にある大人気アニマルシェルター

そしてメルボルンで「動物愛護」といえば外せないのがアニマルシェルターです。

一番人気なのが、ランスフィールドにあるEdgar’s Missonという施設。メルボルンから車で1時間半程の距離にもかかわらず、土日の無料ツアーはいつも満員。ツアーに参加しなければ敷地にいる動物たちを見て回ることはできない仕組みとなっているため、事前予約は必須です。しかし、簡単に予約が取れないほどの人気っぷりなんです!

Edgar’s MissionのHP

Edgar’s Missionは非営利団体で、2003年から構想が生まれたようです。153エーカーの敷地を誇るファームには様々な動物が存在しています。ここの動物は、畜産上から逃げて保護された牛や、 一般市民などから通報があって保護された鶏などがいます。

無数の鶏さん。
写真の真ん中の方がガイドの方。

ガイドは、ここの動物たち1頭1頭が、どのように救われ、その時どういう状況だったのかなどについて説明してくれます。

そのほかにも、豚を触ったり、道の真ん中に巨大な鳥がいたりと、施設は見所たっぷり。何よりもガイドの話がうまく、この動物たち「一人一人」に、いかにストーリーがあるかを教えてくれます。

ツアーの参加料は無料ですが、ドネーションシステムになっています。事前にネットで払うこともできますし、このファーム内にある商品を買って寄付するのもOKです。

ここ以外にもあるアニマルシェルター

Edgar’s Missionはメルボルンでは名の知れたアニマルシェルターですが、メルボルン近郊にはほかにもアニマルシェルターがあります。

偶然にも以前、メルボルンのあるビクトリア州の一大観光地・グレイトオーシャンロードに行った際にもシェルターに立ち寄ることができ、多くの動物と触れ合いました。

かなり年配のワラビーさん、触りたい放題の状況。
保護されたかはわからないが、アルパカもいた。

オーストラリアは、日本と比べ物にならないほどの寛大な土地があるため、シェルターを作りやすいのかもしれません。

以上、オーストラリアのヴィーガン情報でした。

詳しく知りたい方はまた私に個人的に聞いてくださいね!

※1 http://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/heya/tokubetsu/attach/pdf/20170913-4.pdf

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★執筆者:神谷真奈(かみや・まな)

大学卒業後、地元の新聞社で記者になり、女性の貧困やLGBTを中心に取材。その後オーストラリア・メルボルンに移住し、日本人向けのフリーペーパーでライターとして活動。2018年の夏に日本に帰国。日本ヴィーガンコミュニティの理事に就任し、2019年4月からはまた新聞社勤務。考えてみるといつの時にも“人のストーリー”に着目したコンテンツ作りが中心で、「ひつじの。」もそのライフワークの1つ。人の“ストーリー”をシェアすることで社会の多様性を高めたいと音楽瞑想ならぬものも始めた。趣味はクライミング。

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【おまけ情報②】

紹介したいオーストラリアの文化や生活は数々あるが今回はこれ。

「自分で価格を決めるレストラン」!

ランチはバイキング形式で取っていきます。

“Lentil as anything” というレストランで、メニューはすべてヴィーガン。

「自分で値段を決める」ので、値段は決まっていないし、もちろんいくら食べても良いです。

バイキング形式でメニューはその日入ってきたもの次第。
ある日のメニュー。

一応値段の目安は書いてあります。

これによると10ドルで食事相当。15ドルで食事とデザート、ドリンクをすべてカバー。ボランティアとして働く人々とこの場所が何年も守られる、と書いてあります。

ちなみにお金がなければ、ボランティアで働いて自分の食事代をカバーするという手もOKです。

私もボランティアは何回かしたことがありますが、とにかく楽しい!2,3時間働いて、タダ(?)でご飯を食べる気分はすごくいいです。

敷地には広い公園もあって、かなり開放的!

楽器を持ち寄って音楽を奏でたり、歌ったり、本当に楽しい時間を過ごせます。

友達と一緒に楽器を弾き楽しむ。とっても開放的です。

私の印象としては、とにかくメルボルンの人は心が開放的なのです。ヴィーガンというライフスタイルもそんな国民性にあっているのでしょう。

シティからは少し遠いですが、メルボルンに行ったときには是非行ってみてください。実は、東京でこんなお店を開くと計画を立てている友達もいるので、すぐに東京でも実現できるかもしれませんね!

それでは、次に会うときに。

Peace!

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asami

『世界ベジ紀行〜ひつじが訪ねるベジ仲間』まとめ役。就職のため新卒でシンガポールへ移住。米系大手IT企業で研鑽を積み、本帰国後ベンチャー企業を経て2018年に辞職。現在は都内郊外でノンベジのパートナー&保護猫2匹と暮らす。家事を愛するミニマリスト。仏語少々。音声配信「Hello Vegan Radio」では、ゲストを迎えた企画を担当している。